KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

ブログを書かなかった期間にあったことの振り返りと一番のニュース

ネット環境がないためブログを書かない期間があったので、その時にあったことを振り返ってみようと思いました。
紙の日記は書いていたので、そこから抜粋。

11月
〇山梨に夫婦で旅行に行く。昔より体力なくなったなぁ、と痛感。
〇友人が法人立ち上げをする、年収1千万円を超えた話などを聞く。
 昔から行動力があったからさして驚かないのと、それでも割り勘にしてもらったのが嬉しかった。
〇妻に誕生日プレゼントを買ってもらう。
〇職場の呑み

12月
〇アニメ巡回が忙しい。
  チェンソーマン、ぼっちざろっく、ブルーロック、ガンダム 
  まだヤマノススメとかが見れていない。
〇母と兄一家がコロナ陽性。
〇キッチンから漏水。
〇職場の食事会。飲み会もあったけど1名陽性者が出て潰れる。
〇京都に旅行。
〇京都から帰ってコロナ陽性そしてホテルへ。

こうして書くと大半の日は平凡な一日だなぁ、と思います。
そしてそういう日こそ書いていないと砂のようにサラサラと流れてしまいそう。

でも一番のニュースは…

俺がコロナ陽性になったとき、妻は妊娠検査薬で陽性になった

ことですね。
もう一生ネタにできそう。

しかし、願うことはただひとつだけ。
無事に生まれてくれればそれでいい。
それだけですね。

家事もより一層がんばろうと思います。

昔の思い出、写真と動画

妻が部屋を整理していたら学生時代のDVDが出てきたという。
今から10年以上前の卒業旅行の様子を収めたものだ。

DVDに残すこと自体もすごいけど、そもそもビデオを撮ろうという発想がすごい。
自分が学生の頃にそれをやろうとして、果たしてまわりの反応はどうだったろうか。
少なくとも自分が発信することはなかったし、友人たちも同じようなものだったんじゃないかなぁ。
別にすごく仲が悪かったとかじゃないけど。

妻の方も頻繁に会うわけじゃないけど、会おうと思えば会える距離感(心理的な意味)なのかなと思う。
動画の中の妻は学生らしい雰囲気で友達と旅行を楽しんでいた。
それにしても、当時と余り変わらない(老けない)…。
羨ましいなぁ。

そんなわけで、自分も何か動画が残ってないかなぁと思って探してみるも、あったのは友達のおっさんがけん玉してはしゃいでいる写真や、同じくおっさんが籠をかついではしゃいでいる写真しかなかった。泣いた。

「聞く技術 聞いてもらう技術」

 未だネット環境が手に入らず、スマートフォンipadでがんばっていましたが、とうとう通信制限がかかりました…。
 しばらくは我慢してたけど、1日1,100円の課金が5日間続いたところでギブアップ。
レンタルwi-fiを使用することにしました。思えば、昔一人暮らしをしていた際もレンタルで凌いだことがあったのです。人間の記憶とは儚い…
 昔と違い、今は種類も多く、速度もストレスなく使えるようです。wi-fiドットコムで上の方にあるやつを借りました。これで一か月はwi-fiが使える…

 というわけで、またブログを書けるようになりました。
プライベートの変化もそれなりにありましたが、今日はまずタイトルにもある「聞く技術 聞いてもらう技術」という本について書きたくなりました。

 タイトルからしてノウハウ本なのかなぁと思いました。「人は話し方が9割」みたいな。どうでもいいけど「人は聞き方が9割」みたいなタイトルの本もあったような。
 そんなノウハウ本を念頭に読んだこの「聞く技術 聞いてもらう技術」ですが、いい意味でだまされました。期待していたよりはるかにいい本で、温かいメッセージを感じました。
 もちろん技術も書いてありますが、著者はそれらを「小手先」としています。
今、話を「聞く」ことが難しい世の中になっている。「聴く」は心の中の声とか、声にならない声を聴くイメージですが、単に話を「聞く」ことが難しい。
 言ったことが伝わらない。言われたことを聞く気にならない。
 個人化が進んだ結果、孤立した人が増えている。孤独はポツンと一人でいることだけど、孤立は自分の中に多くの他者がおり、安心してそこにいられない。
孤立から人を救うには話を聞かなければいけないが、孤立した人は他者が皆敵に思えるので話を聞くことができない。孤立した人の話を聞いた人もまた傷つき、孤立してしまう。
 そんな悪循環から人を救うには、時間をかけるしかなく、話を聞く人もまた話を聞いてもらうことが必要だ。

 大まかにそんな内容なのですが、以前社会福祉士の演習で「支援者も支援されなければならない」と言われたことと共通してるな、と思いました。
 私も母が孤立しているのですが、話を聞いていると本当に傷つけられることばかりです。「生きていてもいいことない」「お前も自分がいない方が楽だろ」「〇〇も自分のことを嫌っている」
 まさに母の中には「敵に思える他者」ばかりです。身内ほど「話を聞く」のは難しいと著者も言っていますがまさにそう。
 そんな母と話をするには、自分に余裕がないといけません。妻や友人、職場の同僚には本当に恵まれています。もちろん、自分が話を聞くことも多いですが、そういうつながりって大切だと思いました。

 母にもそんな緩いつながりができてほしいなと願ってやみません。
 

2022年の終わりに

新居に引っ越して以来、ネットが使えなくなってしまったのでブログの更新ができていなかった。

やろうと思えばできるのだけど、ツールが変わると調子も変わる。

やはりキーボードで入力する方が考えていることをそのまま出力できる気がする。

 

今日久々に更新しようと思ったのは、年の瀬ということもあるが、一番は時間がたくさんできたから。

 

今、私はホテルにいる。

コロナ陽性になってしまったからだ...

 

妻と新婚旅行に行ったのだが、そこで私だけかかってしまった模様。

帰ってきた翌日に微熱が出たと思ったら、その日の午後には38℃超え。

検査キットでも思いっきり陽性となってしまった。

 

このまま自宅隔離でもよかったが、万一に妻に感染させたくないのと、1週間毎日食事やら洗濯やらをさせて自分は部屋にいるというのもなぁ...と思った次第。

 

こうしてホテルにうつったわけだけど、部屋こそ古いものの、食事や日用品は無償で用意されており、過ごすだけならそこまで問題もない。

 

今はこうして紅白を横目にブログを打っている。

 

今年も色々あったけれど、一番の思い出は新居が経ったこと。

収納や間取りにこだわった甲斐もあり、かなり快適な家となった。

 

2020年に妻と出会い、21年に結婚。22年には式を挙げて家を建てると、なんだかあっという間の日々だったな...

 

それまでは四畳半の部屋で、隣に母がいるというプライバシー皆無の環境にいたのだから人生わからない...

まぁ、それも事情というか、タイミングあってのことなんだけど。

 

仕事としては上司が退職して大変なこともあったが、どうにかこうにか回していけている。

 

仕事と家庭、こんなに順調に回っているのは人生で初めてなので戸惑いが大きい。

今回のコロナは健康について考え直す機会となった。

ポケモンに夢中になっていて寝不足になっていた背景もあるが、そもそもちゃんと23時くらいに寝ておくということができていなかった。

 

来年は妊活というか、子どものことを考えていかなければならないが、同時に自身の健康だったり、資格のことだったりを考えていかねば。

 

細かい不安、不満は数あれど、大枠では幸せであり、それは家族であり、友人や関わりのある人たちのおかげなのだとしみじみ思う2022年であった。

来年もよろしくお願いいたします。

レビュー 樺沢 紫苑著『精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』

作者が初めて「生き方」にフォーカスしたという本。
書いてあることは非常にシンプルで、人間関係や仕事といった様々なテーマに対し、どのように対応するかといったことが書かれている。
この本だけで全ての悩みやストレスが解決するというわけではないが、そこも見据えて発展としての本の紹介や、作者お勧めの方法が出てくる。
悩みの対処法は突き詰めれば「行動するか、しないか」なのだが、どう行動するかという本は確かに少なかったように思う。
この本はその「行動するためのとっかかり」にふさわしいといえる。

特に印象的だったのは最初と最後。
幸せには「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つがあり、それぞれ「心と健康」「つながり、愛」「成功、お金」と言い換えられる

その中のベースがセロトニンであり、つまりは自身の健康なんだよということ。

じゃあどうすればいいかというと、睡眠、運動、食事であり、このレビューを書いていて睡眠不足になろうとしている自分には何の説得力もないわけだが、それでもまぁ「それでいい」ということで自己受容から始めてみるのもいいんじゃなかろうか。

幸せは求めると不幸になるけど、心と身体の健康は求めることで幸せになりそうだ。

しょうもないことを書いてきたけど、作者の根底には精神科医としてメンタル疾患の予防というマインドがあるとのこと。
真摯な気持ちを感じる一冊でした。

毎日ストレスや悩みに苦しむ方へ。
もしくは、そんな人が身近にいる方へ。

ストレスフリー超大全

ネット環境が整わず、ひたすら気がついたことを書きなぐるだけのブログになっています。

読みに来てくださった方、ありがとうございます。

こちらもまた読みに行きます。

 

友人に希死念慮をもったやつがいます。

もう何年もその感覚にとらわれているらしく、原因もなんとなく分かっているのですが、解決には至っていません。

なんというか、青年期にかかる「はしか」みたいなものだと思っていたのですが、ここまでこじらせると心配です。

 

なので、希死念慮について調べてみましたが...

ヘヴィ...

軽い気持ちで調べるものではないですね。

 

なんとか当事者の書いた本を見つけ、その中でも参考になったのが

「ストレスフリー超大全」でした。

(先述の「無」も挙げられていました)

 

「無」もそうでしたが、この本もとっても役に立ちそうです。メンタルヘルスに関わらず、日々の悩みなんかにも答えをもたらせてくれそう。

序章で『(悩みの)対処法を知る方法は、「自分で調べる」と「人に相談する」の2パターンしかありません』と出てきたのですが、ホントにそうで。

悩み続ける人って、どっちもやんないんですよ。

その場をごまかしたり、人に話さないでずっと悶々としてるんです。悩むの好きなのかな?ていう人もいるし、絶対それじゃ解決しないのに逃げ続けちゃう人もいる。

人に話すのは勇気がいるし、悩みと向き合うのもしんどいのは分かるのは分かるんですが。

もしかしたら、話して裏切られたり、頑張った結果どうにもならなかったのかもしんないてすけどね。

 

俺も友人やカウンセラーに悩みを相談したことがあったのですが、聞く方にも得意不得意があるのか、スッキリすることもあればかえってストレス抱えることもありました。

 

経験上、アドバイスをくれたがる人に相談するのが一番ダメでしたね。

 

ともかく、今後も読み進めていこうと思いました。

すずめの戸締まりを見てきた(ネタバレあり)

すずめの戸締まりを見てきました。

以前、キングダムを見てきたときは俺の膀胱というキングダムが決壊しかかりましたが、今回はしっかり戸締まりできててよかったなと思いました(最低)

 

とても面白いし、映画館で見て損はないので気になる人にはぜひ見てほしいです。

以下、ネタバレ含みます。

 

 

全般通してとてもテンポがよかったです。

主人公の回想(夢)のシーンから始まり、ちょっとした家族構成、住んでいる場所、制服、登校と色んな背景を説明しすぎずに説明。

 

キーパーソンに会った直後に事件発生、そのまま流れるように物語が始まっていきます。

 

いってみれば今回はロードムービーです。

バディは無機物。その中で色々な出会いを通して、バディとの絆の深まりを描いています。

 

背景はもう今更言うまでもなくとても綺麗です。そんな綺麗な背景で日本を旅していくのだから地元の方も嬉しい。

さらに懐メロもあっていろんな世代に刺さるものもあるんじゃないかなぁ。

 

そして、この物語は震災を描いています。

震災のトラウマを抱えた人には辛い内容になるかもしれません。

でも、あえてそこを描き、単なる過去ではなくそこで生きていた、生活していた人々の暮らしを想像させることで、主人公たちの行動に重みを与えています。

 

「大事な仕事は人から見えない方がいい」

「うたかたの命なれど、今は少しでも生きていたい」

 

切実な、それでいて大切な想いに溢れた作品でした。

 

最後にすずめちゃんはヒロインではなくてヒーローです。カッコいいぜ。