KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

読書レビュー 鈴木祐著「無」

世界情勢の変化やその煽りを受けてか、どこか心の中が不安であり、幸せであってもそれがいつか消えてしまうのではないか...
そんな背景から手に取った本。

タイトルがなんとも仏教的であり、スピリチュアルな雰囲気だが、内容は論理的であり、文献やデータ等を用いて語られているので説得力がある。

人間は生まれつきネガティブであり、ネガティブなのが当たり前であるということや、不安や不幸、苦しみは「自己」が作り出すということから本書は始まる。
苦しみや痛みそのものではなく、そこから生み出される「物語」から人は苦しむのだという。

このあたり、個人的にうなずけることばかりだった。

辛い経験をしている最中は「こんなに苦しいのは過去にこんなことがあったせいだ」とおもっていても、今が幸せなら「あのときの経験があったおかげで今が幸せなんだ」と思うのも、自己が生み出した「物語」だ。

辛いときやしんどいとき、何か別のことをしてみたり、忙しくしたりすることで辛さから免れるというのも、「自己」を忘れるからだろう。

自己を忘れれば忘れるほど、人は幸せになるし、自己にとらわれれば囚われるほど、人は不幸になる。

そして、幸せになろう、幸せでなければいけないと幸福を追求するとかえって不幸になるというのも経験上、おおいにうなずけた。

自己から抜け出す技法や精神修養を実際に行うかは別にしても、私たちの行動を縛る「悪法」は読んでおいて損はない。
誰しも当てはまる悪法があるはずなのだから。

この本をお勧めするのは、「はじめに」でも語られているように、未来に明るい展望を感じられない、すべてから逃げたい人や、他人の何気ない発言に傷ついてしまう人、生きる意味を感じられない人におすすめの内容である。

生産性と主体性その2

前回は生産性の話をしました。

 

その後、同僚と職場の人たちの主体性の話をしたことについて書いていきます。

昔、職場は2割が働いて6割が普通、2割は働かないみたいな話を聞いたことがあります。(有名なのはニッパチ理論?かもだけど)

うちの職場もそんな感じで、働かない人はとことん働かないし、頑張ってる人は仕事が集中するきらいがあります。

 

でも、うちの職場は給料にそんなに差がありません。

どんなに業務量があっても給料はあがらず。

仕事をがんばっても別にあがらず。

 

そうなると、「あいつはサボってるのになんで俺の給料は上がらないんだ」みたいな話になります。

 

ただ。

給料を上げるためにはどうすればいいか、みたいな視点がみんなないのかな、と思ってしまうんです。

ただ、言われたことをがんばって、「上げろあげろ」と言って上がることなんてないんじゃないの?と。

 

「自分はこれだけの実績を作りました。より実績を作ってみせるので給料をあげてください。

(嫌ならさよなら)」くらいのスタンスがないと厳しいのでは...

 

この辺、私は販売をしていたのでシビアに考えてしまいます。

ましてや福祉って利益や収益が目に見えづらいんですよ。

 

頑張ってる人もそうでない人も、「俺は頑張ってる」とはいうんですが、客観的な指標を示せないし、「待ち」の姿勢だな、とどうしても思ってしまいます。

売上やノルマに左右されない環境がいかにありがたいか、と私は思ってしまうのですが。

もっと「こうしたい」という主体性を持てればいいのにね、という話を同僚としたのでした。

 

私は自分の部署は結構改善できたので、研修体制を充実させたいですね。

生産性と主体性その1

今日は珍しく退勤前に会社の同僚と話し込んでしまいました。

 

きっかけはなんだったかわかりませんが、主に社会保障を受けている人に関しての意見と、職場の人たちの主体性についての話でした。

 

前者の話は知り合いから「生産性のない人たちを保護して何になるのか」と言われたとのこと。

そこまで言わないにしても、保護を受けている人の方が、そうでない人よりも裕福なケースもあるから羨ましいというもの。

 

これに関しては、そもそも保護がなければどうなるか、という視点が抜け落ちていると思いました。

私たちのサービスは障害を持った方が対象です。保護がないということはその人たちを放置するということ。

社会の受け皿が多いということは、それだけ多様な生き方や、安全保障があるということになります。

例えば、私が事故にあって働けなくなってもセーフティネットがあれば生きていくことができます。

いや、それとは違う、障害者は別だ、と言われるかもしれません。

別、てどこまでが別なん?

誰を保護するべきで、誰を排除するんだ?

障害の程度によってそれは決まるのか?

生産性ってなんだ?

て話になってきます。

同僚の知り合いはおそらくやっかみ根性で言ってるのだと思いますが、「必要のないやつは排除」となる社会がどうなるかを一度よく考えてもらいたいし、福祉業界にいる以上、同僚には

それに言い返さないまでも、憤りを覚えるくらいはしてほしいです。同調してる場合じゃないのよ。

あえて下品な言い方するなら俺らの仕事は無意味と言われてるようなもんやぞ。

あと、生産性にこだわりすぎた結果が相模原の殺人につながってると俺は思ってます。

あと、裕福だからいい?て、それならその方のハンディを、苦しみを代わりに背負ってあげてください。

ここまで書いて、なぜ福祉が存在するかという歴史を学ばないと、この辺は難しいのかもと冷静になってきました。

 

長くなったので、後半の主体性の話はまた後日。

やれるだけのことをやるしかないという気持ち

銀座で販売職をしている時、先輩に言われたことがあります。

「環境は自分で変えないといけない。今が辛いなら、辛くならないように変えないと」

当時、休みもろくになく、一日働き詰めだった私は内心「この人は何を言っているんだ。毎日こんなにいっぱいいっぱいなのに、変える余裕なんてあるわけない」と思っていました。

しかし、半年が経つ頃には人員の補充やシステムが確立してきたこともあり、だんだんと負担が少なくなってきたのでした。

新しいことをやるときはどうしても負担が生じるものですが、自分で創意工夫すれば環境は作れるのだと、そのとき身をもって知ることができました。

現在の職場で、同僚が「こんなに大変なのにまわりが動いてくれない。上は全然わかってくれない」というのですが、自分にとってはどうしても「環境を変えるための働きかけ」が少ないのではないかな、と思ってしまいました。

とはいえ、限界もあるし、何が正しいのかは分かりません。

やるだけやってダメなら転職もいいでしょう。

私もできればこのまま定年を迎えたいところですが、資格をとったり自己啓発は続けていきたいと思っています。

会社の経営が危なくなっても動けるスキルは、結果的に会社を助けるスキルにもなります。

自身のためが一番な理由ですが、会社の役に立てば評価もよくなるというわけで一石二鳥です。

真っ直ぐな努力が報われてくれれば一番ですが、それは少々イノセンス(無垢)すぎではないかと思う今日この頃です。

一種のトラウマ

2011年の3月、私は新しい生活に胸を躍らせていました。

教員採用試験に合格し、勤務校への赴任を控えていたのです。試験の倍率が8倍というのもあり、嬉しさもひとしおでした。

 

それまで勤めていた東京の会社を辞めた後、私は地元で授業研究をしながら過ごしていました。

教員になると忙しくなってしまうため、なかなか会えない旧友たちとの予定も入れていました。

特に、大学の頃憧れだった先輩と会うことをとても楽しみにしていました。

 

それまでなかなか会うことができませんでしたが、同業になることもあり、色々なことを話す予定でした。

 

ですが、3月11日、震災が起こりました。

 

幸い先輩も私も無事でしたが、とても会うどころではありませんでした。

他の友人たちとも会えなくなりました。

 

そうした混乱の中、新生活が始まりましたが、いろいろなことがうまくいかず、私は失意の中実家に戻ることになります。

 

うまくいきそうだったことや、楽しみにしていたことが不慮の事態でなくなってしまうことがトラウマになってしまったように思います。

 

心のどこかで「また、震災のようなことが起こるのではないか」と思ってしまうのです。

 

今、私は運良く結婚し、家を建てることができましたが、これも何か不意にダメになってしまうのではないか...

コロナ禍、ロシアとウクライナの戦争、そして今噂されている台湾有事...

 

特に台湾有事は間違いなく日本も無関係ではいられないでしょう。

怖くて仕方がありません。

 

思い起こせば、期待が裏切られる経験はきっとそう多くはないのですが、震災のトラウマというか、経験は心に重く残っているような気がします。

 

どうしようもないことはたくさんあるとわかっているのですけどね。

いい意味で楽観的になりたいです。豪胆さが欲しい。

 

婚活における男性の身なり問題

まだ家のネット環境が整っていないのでなかなか更新ができていません。

 

私はパソコンの方が更新しやすいのですが、ブログを書く人はパソコンとスマートフォンタブレット、どっちで書いてるんでしょうか。

 

妻の職場の20代の後輩はパソコンに慣れていないようです。

PDFが文字化けしているという相談があったそですが、原因はAdobeを入れていなかったとか。Adobeは標準かと思ってましたが、今は違うんですね。

 

今日はまたまた婚活について。

https://youtu.be/NYwmJ6MrD68

 

これを見ていて、「当たり前じゃん!?」て思う人は多いかもしれません。しかし、この当たり前ができない人、多いです。

 

特に服装。

無難な服装ができない。

私の友人も婚活してる人多いんですが、みんな服を変えることに抵抗あるんですよ...

 

友達とか同僚ならともかく、初対面ってやっぱり情報がないので、見た目って大事です。

それが分かってないどころか、「いつもの自分が受け入れられないなら、それは縁がなかったんだ」とか思ってしまう。

 

もちろん服装が原因だけじゃないですが、女性は婚活の際、きちんとお洒落をして、身なりに服装を使ってる人が多いです。

それなのに、男性側が気を使わないのは失礼じゃないか、と思ってしまうのです。

 

とはいえ、私も数年前までできてませんでした...それは知識がなかったからなのですが。

 

あと前にも書いたけど体型問題。

自分がだらしないボディをしてるのになんで女性にはナイスバディ(死語?)を求めるのか。

 

身なりはプラスを目指すのではなく、マイナスにならないことを目指すのがいいとそう思いました。

会社でのスーツもだらしないとマイナスになると考えるとわかりやすいのではないかと思います。

 

友人に身なりの大切さを分かってもらうにはどうすればいいのか、考え中です。

今まで出会った営業(販売)さんたち

新しい家に住み始めました。

数年前に今の職場に勤め始めたときには夢にも思わなかったのですが、自分も家を持てるようになったんだなぁ、としみじみしてます。

 

もう引っ越ししたくない...!!

 

で、今回はここ数年で会った営業さん(販売員さん、プランナーさん含)を勝手に振り返りたいと思います。

結論として、私がいいと思った営業さんは

・自分のことばかり喋らない

・要望を聞いてくれる

・要望を聞いた上で提案もしてくれる

 (そのための知識がきちんとある)

・質問にちゃんと答えてくれる

・報告、連絡、相談ができる

という特徴がありました。

これって、社会人として大事だよなぁ、と書いてて思いました。

自分はどうなのか、それは棚の上に上げてそのまま放置しておきます笑

 

1.電気店 販売員さん

最推し。

アパート暮らしの頃からお世話になりました。

専門はエアコンなんですが、洗濯機から冷蔵庫、照明までなんでも親身に答えてくれました。

自分たちにとって必要な機能、経費を過不足なく教えてくれましたし、忙しくてもしっかり見積をとってくれましたし、買うか分からなくてもシミュレーションしてくれました。

重い家電も車まで運んでくれるナイスガイ。

配送や工事担当の方ともしっかり連携してくれました。

というか、この会社は配送、工事担当の方もイケてました。最強。

 

2.ハウスメーカー営業A

最初に行ったハウスメーカーの営業さん。

物腰は丁寧だけど話が長い...

いかに素晴らしい家かを力説されましたが、予算も合ってないしご縁がなかったということで。

 

3.ハウスメーカー営業B

今のハウスメーカーさん。

押し売りせず、こちらが見たい物件をきちっと案内してくれました。

手続きも全部お任せできる!

と思ったんですが、成約後に遠くの部署に異動してしまってから反応が鈍くなってしまいました。

単に忙しいのかもしれませんが、やるといったことをやってなかったり、大丈夫と言っていたことが大丈夫じゃなかったりと、他の部署との連携不足が否めず現在進行形で困ってます。

アフターケアは大事なんやで!

と思いつつも、成約後の仕事は営業としては成績にならないのかな?

質問したことには答えてくれるからまだいいのかも。

 

ここからは結婚に関する営業さん

4.前撮りスタジオAさん

素朴ながらも値段はわかりやすく、シンプル。

スタジオで完結する小回りの良さが魅力的でした。

スタッフさんもほどよい距離感で接してくれました。

 

5.前撮りスタジオBさん

うちの兄も使ったスタジオですが、会社の設立経緯の動画を見せられたとこからもうゲンナリ

スタジオはおしゃれなんですが...

2.のハウスメーカー営業Aさんと同じく丁寧なんですが、自分のウリを話しすぎ。

 

6.結婚式場スタッフさん

 最初の営業さんがシュッとした方でしたかま、なぜか成約後に若手の方に。

性別は別にいいんですが、とにかく他機関への連絡漏れが多い。貸衣装屋さんに連絡がいってなくて無駄足になったり、不要といったお花屋さんと打ち合わせさせられたり。

極め付けは招待状の日付と曜日を間違えられてて、その時点で他のとこにしてもよかったのかなぁと思ってしまいました。

最後の支払いでも揉めて苦い記憶になりました。

ただ、式場は素敵だったし、雰囲気もよかったので、式自体はよかったのかな。

 

7.二次会ホテルスタッフさん

ベテランの風格漂うスタッフさん。

大した規模でもないのに親身かつ丁寧にプランニングしてくれました。

式についてもさりげなくプッシュされましたが、6.が成約してなかったらこっちにしてたかも。

当日も大きなハプニングなく終えられました。

 

...思いのほか長くなってしまった。

営業はモテるとか、モテる人だと営業上手いとか昔聞きましたけど、それは連絡のマメさだったり、しっかり話聞いてくれるとこなのかも。

 

ただ、悲しいかな商売ですから、色んなお客さんを抱える=一人にばっかり構ってない人が成績いいのも事実なんでしょうね。

 

とにかく言いたいのは電気屋さんの店員は最推しということです。