KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

おせっかいと手助けのはざま

最近、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」
を読んでいる。

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色々な悩みを抱えた人が喫茶ドードーにたどり着き、ちょっと前向きな気持ちをもらって帰る、そんな優しい短編小説。
その一遍に、価値観のすれ違いで疲弊する女性の話が出てくる。

彼女もまた、ドードーのメニューで気持ちを切り替えることができたのだが、ふと友人のことを思った。

自分には学生時代から20年ほどの付き合いになる友人が2人いる。

2人とも独身なのだが、女性との出会いには消極的で、新たな出会いはないとこぼす。
生き方はその人の勝手だし、その生き方でいいというのであればそれでいいのだが、
どうも異性との接し方がよくわからない、自分に自信がないというのが根底にあるようだ。

そんなわけで数年前からマッチングアプリをして、デートを何回かするなどしたのだが、お付き合いには至らなかった模様。

後々、キャラクターもののTシャツでデートにいったり、10年前に俺があげたケミカルウォッシュなジーンズでデートに行ってしまったと聞き、サポートが甘かったのだろうかと落ち込む。

ただ、これはおせっかいなのかもしれないとも思う今日このころ。
2人とも出会いは欲しくなくもないけど自分から動くのは億劫だという。

プライベートといえば、1人は仕事は酒を飲んで眠り、部屋は荒れ放題で足の踏み場もないという。
でも、仕事は楽しそうだし、週末は友達とオンラインで遊んでいる。酒の飲みすぎで身体を壊すかもしれないが、別に定年後にそれで死んでも構わないという。
今はいいけど、定年したらセルフネグレクト状態なんだよな…
ただ、健康に気を付けても病気になるときはなるし、ここに口を出すのは余計なお世話な気もする。

もう1人は土日も仕事をしており、体重は3ケタを行ったり来たりしている。
痩せる気はなく、瘦せなくても受け入れてくれる女性を探しているようだ。
週末はYoutubeやアニメを見ていて、たまにドライブに行く。

ここまで書いて、まぁこれはこれでいいのかもしれないというような気がした。
結局俺は他人をコントロールしたいというだけなのかもしれない。
友人と家族や子どもの話がしたいだけなのかも。
友人が女性にコンプレックスを持っているのをなんとかしたいという気持ちもあるのかもしれない。

自分が幸せになれるように生きよう。