「あなたは令和時代にアップデートされてるよね」
と嫁に言われる。
ちょうど逃げ恥婚の話題になったときだった。
ドラマの中で、平匡さんは「夫婦は共同経営者」みたいなセリフがあったらしい(俺は未視聴)
「そのセリフ、分かるわぁ」と言ったところ、冒頭の言葉になった。
令和かどうかは分からないが、職場や身内から聞く「夫像」はなかなかに辛辣だ。
ただまぁ、言われても仕方ないほどに「夫」は家のことをやらない。
炊事、洗濯、掃除...に留まらず洗い物をシンクに持っていかない、脱いだものを脱いだままにする、散らかしたら散らかしっぱなし...
一人暮らしをしていた人もいるだろうに、一人でどうやって暮らしてきたのか、というレベルであるが、きっとそうやって暮らしてきたのかもしれない。
「旦那は早いうちに躾た方がいい」という助言を歳上の世代から言われた、という話もよく聞く。
そこまで言われるくらい家事をしないという感覚が、俺にはよくわからない。
少なくとも共働きならば家事は2人でやった方が効率がいい。夫婦間で給与の差があるのかもしれない。それでも全くやらないというのはありえない。給料が得られなくなったら家族のお荷物です、と言わんばかりだ。
働いているときに家事をしないやつが引退後にやるわけがない。
家のことというのは個人のことではない。家族のことだ。家族それぞれが、どうやったら快適に家で過ごせるかを考える必要があると思う。
冒頭の平匡さんのセリフはそれを端的に言い表している。
少し話が変わるが、友人から「上司がテレワークを取りやめたがっている」という話があった。
友人はこういった。
「思考をアップデートできないやつは仕事できない。」