KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

Kの転職活動(キャリアに自信のない人向け)

 今日は実際に自分が転職活動でしてきたことを書いてきます。
転職回数が多く、バイトの期間もある上、それぞれ在籍年数が少なかったため、自分のキャリアに自信があるわけではありませんでした。しかも退職した後の転職活動でしたので、焦りや葛藤、後悔の気持ちとの闘いもありました。
 これをご覧の方に少しでもお役に立てていただければ幸いです。

1.利用した求人媒体
(1)転職サイト

 ☆リクナビNEXT
 ☆マイナビ転職
  エン転職
  イーキャリア
  タウンワーク
  はたらいく
  ハローワーク
 ☆印が付いている2つは特にお勧めです。余裕があれば上4つまでは登録するのがいいのではないでしょうか。地方で転職するならなんだかんだハローワークはお世話になります。あとははたらいく辺りかな。
(2)エージェント
 ☆リクルートエージェント
  パソナキャリア
  DODA
  その他いろんなエージェント
 エージェントに関しては俺のゴミみたいなキャリアではあまり求人を紹介してはもらえなかったです。が、上2つのエージェントさんはそんな俺にも丁寧に対応してくれました。また、自分のPRなんかも考えてくれるので、どれか一つは登録しておくのがいいのではないでしょうか。   
2.参考にしたもの
(1)履歴書・職務経歴書について

採用される履歴書・職務経歴書はこう書く<実例付き>
 
小島 美津子
日本実業出版社
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自己分析

先日、内定が出ました…!!
ちょうど、ジョブカフェ効果の記事を書いた後です。
マジかよジョブカフェすげえな。ステマか。

後で、転職活動についてまとめてみたいと思います。
そしたらこのブログのお役目はおしまい。
またどっかで何か書こうと思います。
仕事のことや家庭のことを書くのがメインになるかな。

今回は自己分析について。
参考にしたサイトなんかを片っ端から。

1.エニアグラムタイプ診断

shining.main.jp

僕はタイプ9でした。

2.性格診断セブン

ISFJ サービスマン | 辛口性格診断16
診断を基に、適職診断もできます。

3.適職診断VCAP

vcap.vone.co.jp
具体的な職業名は出ません。
あとは、

適職診断 ‐適職をディグる!ジョブリシャス診断‐ | 適職診断はマイナビ転職

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
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書くこと

www.hitode-festival.com

文章を書くことが好き!というまっすぐなエネルギーに感化されました。
書き続けることが結果になり、結果がまたエネルギーになる。
読んでいるこちらまでエネルギーをもらえます。

なんとなく、自分も書くことについてまとめたくなったので書いてみました。

自分の場合は、まず読むことが好きだったように思えます。
きっかけは小学生の時、国語の時間の物語文を感情込めて読んだところ、先生に褒められたという単純なことでした。
国語の教科書ってみんな恥ずかしそうに読むじゃないですか。自分の場合は目立ちたいのもあったし、なんとなくクラスを楽しませたいのもあって、それをしたのじゃないかな、と思います。

そこから、兄の影響で「金田一少年の事件簿」小説版や「フォーチュンクエスト」なんぞを読み始めます。
まわりには小説読む子なんて誰もいなかったので、密かなアイデンティティとして誇りに思ってました。
でも、真面目とか思われても嫌なので、それは密かな趣味でした。

中学に入り、柔道部に入ってからは記憶がないので高校生活に飛びます。
数少ない友人や、古典の先生からおすすめの小説を勧められ、色々読むようになります。
で、書くようになったのがここから。
高校に入ってエネルギーを持て余した俺は唯一のアイデンティティを音楽に求めるようになっていました。
読書に関してはやっぱり「真面目」と思われるのが嫌だったし、友人との共通の話題になりにくかったんですよね。
音楽はその点、ちょっと恰好いいし、話題にしやすいし、「他人とちょっと違う俺」を演出しやすかった。うん、滅ぼしたいですね、当時の俺を。

J-PUNKにかぶれた俺は情報源を求めてホームページを見るようになりました。

魔法のiらんど

自身もホームページを開設するまでに時間はかかりませんでした。
いろんな友達もでき、オフで会う人も2人くらいいたかな。

日記も反応があって面白く、毎日書いてました。
メルマガも発行するようになり、感想をもらった日にはすごく嬉しい気分になりました。読者人数がどんどん増えていくのがわかるのも楽しかった。

小説を書いてみようと思ったのはこのあたり。
結構時間をかけて書こうと思ったけれど、原稿用紙1枚が限界だったなぁ…。
確か二つの大陸が争うという物語で、時雨沢恵一先生の「アリソン」みたいな舞台設定でした。
「アリソン」が出版されて、読み終わった日には「やられたわー」と思ったものです。
やられてんのはお前の頭だよ!!

で、小説を書こうとは思わなくなりました。

大学に入ってmixiが出て、反応がよりダイレクトにわかるようになりました。
とても楽しかった反面、あまり感情を露わにできなくなり、iらんどにもたまに書いてました。

そこからmixiが下火になるにつれ、だんだんと書くことから離れていきました。

結局、書くことで他者とコミュニケーションをとろうとしていたのだと思います。
ただ、楽しませようとかそういう気持ちよりも気持ちを垂れ流していた部分もあったので、健康的とは言えなかったと思います。

本当に伝えられない思いや忘備録として紙の日記も書いていましたが、読み返すこともなく処分してしまいました。
あまり過去に浸るのが好きじゃないのと、字が汚くて読み返す気があまり起こらなかったためです。
こういう点では、感情や記憶の整理にも書くことを用いていたと思います。

書くことは教員試験の小論文や、広報誌のまとめ、前職の議事録や報告書に大変役立ちました。
得意なのもあって、その部分で評価されることもありました。そういえば、書くことを仕事にしたいがためにタウン誌の編集もやったっけ。営業がキツくて一か月で辞めたけど。

今、書くことに対してはかなり距離のある見方をしています。
書くことを仕事にしたいとは思わなくなりました。
ブログに関しては感情や出来事の整理と「見てもらいたいな~」の気持ちと半々で書いてます。

でも今、書くことを禁止されたら寂しい気持ちがあります。
書かない日も多いけど、でもやっぱり書くことはどこか楽しくて、すっきりする。
たま~に読み返すとかつての自分が別人のように思えることもある。

そんなわけで、今後も書くことをゆるゆると続けていくんじゃないかな~と思います。
書くことは、俺にとって何なのだろう…
そう考えると、コミュニケーションの場と感情・記憶の整理であることは昔から変わらないのだと思いました。
物事との付き合い方というのは、人間そうそう変わらないのかもしれません。

ジョブカフェ効果

求職中のみんな、今すぐジョブカフェに行くんだ!!

もう行った人もいるかもしれないし、行ったけどイマイチ自分にはサービスが合わなかった人もいるかもしれない。
けど、俺にはすごく役立った!面接の反応がすごくよかったもの!!
(書類落ちの企業からのメールを削除しながら)

書類=経歴に関しては過去のことであり、変えることはできない。
ブラッシュアップにも限度があるし、無資格・未経験でできる仕事は限られている。
それでも、ブラッシュアップすることで通過率は格段に良くなる。

自分の場合、そんなに条件にこだわっていないのもあって、書類は割と通りました。
転職回数4回だし、それほど経歴は一貫してないけど、見せ方というのは大事だとしみじみ思います。

でも、面接がとにかくボロボロ。仕事したいないことでの一番の弊害はここかも。
あんまり人と話さなくなるし、モチベーション保つのが厄介。
企業に応募する以前に希望するところがなかったり…

前もちらっと書きましたが、アドバイザーの意見は「素の自分を見せる」ということでした。エピソードは生々しく、具体性を持って話す。これだけと言っても構わないです。
面接なので、あえて話さなくてもいい部分もありましたが、そこも聞かれたら正直に言ってしまえ、という方針でした。方針が人によって変わるそうですけど、自分の場合はある程度正直に話した方が自信を持てるみたいです。

求職活動は常に自分との闘いで、自分も今なお闘ってます。
そんなとき、孤独に陥らず、しっかり相談するということは本当に大事だし、ぶれない方針ができるというのは仕事に就いているにせよ、就いていないにせよ、心強いものだと思いました。

小説 スーパーマーケット

小説スーパーマーケット(上) (講談社文庫)
講談社 (2014-04-04)
売り上げランキング: 49,794

30年以上前に書かれたとは思えないほど、企業とそこに働く人々の姿が生き生きと描かれている。
傲慢さや狡猾な登場人物の姿に、「人間なんて何年経っても変わらない…」と思わされる。と同時に、素直にまっすぐ問題にぶつかっていく人物もおり、何年経っても大切なことの存在に気づかせてくれる。

まず、舞台がスーパーマーケットなのだが、著者が元スーパーマーケット経営者ということで非常にリアル。
関係者の方はもちろん、消費者の方もためになる部分が多いと思う。
また、スーパーの生鮮部門の建て直しの部分などは現在にも通じる。消費者の求めるもの、スーパーだけでなく流通業の在り方は変わらないと思った。
そして、その実践・維持が非常に難しいということも、今の時代だからこそ思える。

そんな舞台の中で、企業組織の人間関係、とある事件とその真相、家庭問題、経営者と従業員の関係などが書かれている。
決して詰め込んだ印象はなく、反対にパリッとした文体で書かれているので読みやすい。

この小説を原案にした伊丹十三監督の「スーパーの女」がコミカルで明るく表現されているのに比べ、こちらは読後感爽やかなカッチリした男の小説、という感じです。どちらも見るとより楽しめるかも。

小売関係者は絶対おすすめです。組織の中でがんばる人もぜひ。

スーパーの女

 今から20年前の作品とは思えなかった。主役のお二方はもちろん、脇役の柳沢慎吾ちゃんや伊集院光さんが今より若い(当たり前だけど)という点はあるけど。
 まず、舞台となるスーパー。激化する競争や値段と品質の問題、食品偽装の問題、さらには再就職が難しい時代背景など、現在とほとんど変わらない。
 そして、そんな状況の中、何を大切に商売をしていくか。
 つまるところ、どんな優秀な仕組みや利益を生み出す環境があったとしても、「仕事の先にあるもの」への意識の有無が、仕事の在り方を形づくっていくのだと思う。
 そして、その思いがお題目にならず、普段の行動に直結していかなければ従業員のモチベーションもあがっていかない。当然サービスも低下していく。

 いい循環を作るか、悪い循環に陥るか。

 小売業に携わる方は必見。それ以外の方でも、普段の仕事の先にあるものを再確認したくなったらおすすめです。

マウンティング

「おたくが前に勤めていた会社、うちとも取引してるんだけどさ」

ハイブランドレンズありメガネの仏頂面に言われて面接は始まった。
そんなパラレルスペックな会話で面食らったのもあり、「帰りたい」で頭の中が埋め尽くされた。脳内メーカーで診断するまでもない。
さっきまで新卒の女の子と談笑していた面接官の笑顔は消え失せており、早くも消化試合の様相を呈してきた。
俺も30代のもっさりした男と顔突き合わせるより20代新卒のピチピチした女の子と会話してた方がいいから気持ちはわかる。わかるよ。

それでもこちらは片道2時間もかけてきている。無駄にできない、このウェーブ。
そんな心の中の葛藤を知ってか知らずか、メガネは続ける。

「うちは大体年商40億くらいかな」(ドヤァ…)

面接の場でドヤ顔をされるとは思わなかった。
なんだこの…なんだこのマウンティングは!不毛か!
俺の前職は年商10億もなかったが、そんなことは俺の年収240万円とは何の関係もなかったぞ!!レスキューミー!!

そのあとは会社の説明を聞き、いくつか質問をして終わった。
まぁ、不採用だろうと思った。俺もあんま行きたくないし。

そしたら次のステップの案内がきてた。こういうこともあるんだね。