KQ4のブログ

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自然恋愛の呪い

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コロナ禍の影響か、恋人との出会いの場の1位は「マッチングアプリ」。
これ、数年前までだったらまず考えられなかったと思います。
似たような記事では1位は職場、2位が学校で3位に紹介でした。

ですが、職場や学校で出会いがあるのならとっくに結婚しとるわい、と当時の私は思っていました。
なぜならば、学校はともかく職場は仕事をする場だという思いが強いからです。
うまくいけばまだしも、もし振られたりしようものならその後の人間関係に影響が出てしまい、ひいては仕事にも影響が…
考えただけで面倒くさい。

そのあたりをスマートにこなせる方ならいいのかもしれませんが、そういう人はまさに出会いに困らないんじゃないかな、と思います。

妻もまた、仕事と恋愛は分ける人です。
そんな妻と話しているとき、「自然恋愛」というワードが出ました。

自然恋愛とは、その名の通り、自然に出会った男女が恋愛するということ。
この場合の自然とはまさしく学校や職場。つまり、出会いを求めていない場所で出会うということ。
これ自体は何も悪くないのですが、「自然恋愛」という概念に縛られている人は意外と多いのではないかと思います。
自分で出会いの場に行くことは「自然ではない」からしない。
出会いは向こうからやってくる…

そこには自分で出会いを探すのって面倒だし、いい相手がいるかわからないし、そもそも自分が求められるかわからないし…という心理があるのかもしれません。

まわりの独身男性はそういう人が多いです。
職場でも、30歳前半の新人女性に40代、50代の男性が群がってて「うへぇ…」と思ってしまいました。(女性本人は流してましたが)

また、職場以外で出会いを求めること自体に抵抗があるようです。
出会いを探さないのに出会いがないことを嘆く…
そこには「出会いは自然である」という信仰があるのかもしれませんね。

余談ですが、30代過ぎて婚活をした後輩が「婚活してても、ドキドキしないからあまり積極的になれない」というのも「恋は自然に落ちるものである」という信仰から来るのかな、と思いました。
出会った相手のことを知っていって、次第に恋に落ちるということもあるのではないかな、とそう思います。

私は最終的には運でしたが、自分で動いた結果が運を呼んだのだと思うようにしています。これを言うと惚気とか生存者バイアスになるのであまり言えないのですが…
何にしても、妻への感謝は忘れずにいたいと思います(謎の決意表明)