俺の身の回りにはネガティブなことを言う人がよくいる。
パッと見そうは見えなくても、最終的に言うことは共通している。
「自分なんて生きててもしょうがない」
その人たちは、同僚であり、友人であり、母親である。
俺自身、昔から自己肯定感は低かった。いろいろな辛い経験もあれば、他人から自己を否定されることもたくさんあった。
そんな俺でもまぁ生きているのだし、ネガティブな人たちもどうにか勇気づけられないだろうか、とそう考えていた。
でも、どうもそれは無理なんじゃないかと思ってきた。
自己肯定感は最終的には自分で高めるしかない。
しかし、彼らはそのエネルギーがない。
まわりがいくらその人を肯定しても、彼ら自身がそれを肯定できない。
彼らは傷ついているのだ。
もしかしたら手助けくらいはできるかもしれないが、最終的には自分でどうにかするしかない。
それは俺自身がよく知っている。
そういう考えに至り、気が楽になってきた。
ネガティブな人って、まわりを引き込むからね。
俺が引きずられても何の解決にもならない。
どうすればいいかというと、彼らのネガティブに「ソンナコトナイヨー」と適当に関わるか、いっそ関わらないかだけなのだろう。
彼らはいい人ではあるし、母は身内なのでつながりはそうそう切れないから、そんな感じのスタンスでいこうと思います。