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地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

邦画「湯を沸かすほどの熱い愛」レビュー

ネタバレありです。

 

 

まず、宮沢りえさんや杉崎花さんの演技はとてもよかったです。
いじめに遭う辛さや、病気の辛さ、家族の温かい雰囲気がとてもよく伝わってきます。

しかし、そんな演技の凄さを邪魔するのが物語の展開。

1.いじめへの対処法
嫌がる娘を無理やり学校に行かせるというのは必ずしも最良とは言えないんだけど、結果的には解決してるしなぁ...と手放しで良しとできないです。

2.家族旅行
具合悪くて手のしびれまで出てるお母さんに車の運転させたくないよ。
何かあったらどうすんの。
で、何かがあったし。娘たちトラウマよ。

3.ヒッチハイカ
女性だけのところに男乗せたらダメだよ。

4.ヒッチハイカーの下ネタ
小学生にラブホテルのネタはええのん?

5.家族旅行の思い出
楽しい家族旅行の思い出のはずが、自分の出自を知らされてそっちにもってかれたんじゃないか?
時間ないとはいえ、別の機会でよかったんじゃないか?

6.ラスト
怖いわ!ホラーだわ!
きのこ帝国とか狙いすぎだわ!なんで煙が赤いのよ!なんでラストが顔じゃなくて足なのよ!!
家族みんなで「温かいね!」て俺もう怖いよ。煙も赤いしさぁ...

7.犯罪
普通に犯罪に加担するわけだけど、みんなそんなにお母さんに恩義あるんだろうか。
お母さんはいい人だと思うけどさ。

8.高評価
家族の形はそれぞれ。この家族なりの別れの在り方としてはありかもしれん。
でも俺は到底受け入れられなかったぞ...
それでこの高評価...
俺がずれてんのかもなぁ...

しばらくぶりの映画、心温まるヒューマンドラマかと思ったらホラーでびっくりした。
読んでくださった方ありがとうございました。
ただ胸のうちに収めたくなかったんです...