KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

メリットの法則 3

第5章 行動は見た目より機能が大事

1.行動の機能は4つしかない。

 ・物や活動が得られる。「喉が渇いた」

 ・注目が得られる。「ねえ」

 ・逃避・回避できる。「一休みさせて」

 ・感覚が得られる。「早口言葉」

2.同じ行動のように見えるが同じ行動ではない、という落とし穴

 ・ペン回しの例

 機能の重複…パチンコの例

3.家庭での問題から

 週一日以上通ったらハンバーガー。学校に通わず家にいてもいいが、権利は得られない。

 条件だけを明確に定めて、本人の自由な意思によって動く

4.ウソを簡単に見抜く

 学校に行きたくない⇒ゲームができる、注目が得られる、逃避

5.てんびんの法則

 学校に行かない場合、家にある好子を全て撤去した。

6.奇声をあげる男の子

 奇声をあげると部屋から連れ出される

 静かに遊んでいると抱きしめてもらえる

7.嘔吐する女の子

8.リストカットがやめられない女子学生

 

第6章 日常のありふれた行動も

1.トークンエコノミー法

 バックアップ好子を選択できること。トークンエコノミー以外ではバックアップ好子は手に入らない。

2.FTスケジュール

 わんこそば方式

 強度行動障害を減らす

 迷信行動

「任意の努力」= 「仕方ないからやる」ではなく、心から楽しんでやる。

 

最後の「任意の努力」のところは本当に勇気づけられました。
あたりまえなのですが、最低限これだけやればいい、という仕事よりも、したいからやる、という方がパフォーマンスは上がるものですね。
でもそれを忘れかけていました…。
もっと行動分析学を勉強していきたいです。