第5章 行動は見た目より機能が大事
1.行動の機能は4つしかない。
・物や活動が得られる。「喉が渇いた」
・注目が得られる。「ねえ」
・逃避・回避できる。「一休みさせて」
・感覚が得られる。「早口言葉」
2.同じ行動のように見えるが同じ行動ではない、という落とし穴
・ペン回しの例
機能の重複…パチンコの例
3.家庭での問題から
週一日以上通ったらハンバーガー。学校に通わず家にいてもいいが、権利は得られない。
条件だけを明確に定めて、本人の自由な意思によって動く
4.ウソを簡単に見抜く
学校に行きたくない⇒ゲームができる、注目が得られる、逃避
5.てんびんの法則
学校に行かない場合、家にある好子を全て撤去した。
6.奇声をあげる男の子
奇声をあげると部屋から連れ出される
静かに遊んでいると抱きしめてもらえる
7.嘔吐する女の子
8.リストカットがやめられない女子学生
第6章 日常のありふれた行動も
1.トークンエコノミー法
バックアップ好子を選択できること。トークンエコノミー以外ではバックアップ好子は手に入らない。
2.FTスケジュール
わんこそば方式
強度行動障害を減らす
迷信行動
「任意の努力」= 「仕方ないからやる」ではなく、心から楽しんでやる。
最後の「任意の努力」のところは本当に勇気づけられました。
あたりまえなのですが、最低限これだけやればいい、という仕事よりも、したいからやる、という方がパフォーマンスは上がるものですね。
でもそれを忘れかけていました…。
もっと行動分析学を勉強していきたいです。