KQ4のブログ

地方で暮らす、30代男性の日々の色々なこと 教育→小売→福祉と転職

BASiCS理論その2 「独自資源」

2 Asset「独自資源」

自分は誰か?自分らしさとは何か?

 
自身の在り方を決める上で最も重要な気がするのがこの「独自資源」です。

次章のStrength「強み・差別化」は直接的に価値があるものですが、「独自資源」はそれらの源泉となるものだといいます。

 個人の場合は「経験」がその一つにあるといいます。

著書にならって、「キャリア自分史」を作ってみました。

 

(1)仕事内容:何をやったのか。

エリアマネージャー:担当店舗の運営指導、数値管理及びデータ化(売上、返品率、試食率、値引率)、店長・スタッフの育成指導、キャンペーンの企画(SM、GMSとの合同企画で季節商品の催事、実演販売の実施、特設コーナーの設置)

競合店調査(新規店調査)、アルバイト、パートの採用業務、就労時間の管理

 

(2)感想:今考えると、あるいはそのときに、どんなことを考えていたか。

①直接店舗にいない代わりに、現場の方々にどのようなサポートをすればいいか。あるいはどのように課題を解決していけばいいか。
②現場の意見や不満をきっちりと吸い上げたい。

③本部に意見を通すためにもデータの作成や管理は欠かせない。反対に、本部の意見を現場に反映するためにも目に見える数字は重要だ。

 

(3)意味づけ:それは今の自分にどのような影響・変化を与えたのか?

「その仕事から何を学んだのか」「その仕事を普遍化するとどのように活かせるのか?」

「自分に何が合う・合わないことがわかったのか?」「自分が最高の力を発揮できたのはどんなときか?」

①どんなに自身が大変でも、現場に寄り添い、そのパフォーマンスを高めていくための環境づくりが自分は好きだし、その努力は惜しまない。

反対に、士気が下がった現場はとても嫌いだし、自分でどうにかした方がマシとすら思ってしまうが、その時は力づくでどうこうしようとしてはいけない。

結局、信頼関係がすべてのベースになる。

②どんなに合わないと思う人や、一見してどうにもならなそうな問題でも、一つ一つの不満を拾い、解決していくことが大切。向上のための基礎となる部分。

③人と人との関わりがベースとはいえ、ビジネスを行う上で数字は最も客観的で説得力を持つ。どちらが大事ということではなく、平行して行うことが大切。

仕事から学んだこと…信頼関係の大切さ。数字の大切さ。

普遍化すると…信頼関係づくり力、データ管理能力。

自分に合うこと…コンセプトや根拠が明確にした上で、じっくり仕事を進める。

合わないこと…勢い任せで仕事を進め、帳尻合わせをするような仕事。

自分が最高の力を発揮できたのはどんなときか?…担当区分がはっきりし、やるべきことが明確になっているとき。

 
○DNA

独自資源を掘り下げると自身の「変えられない何か」が見えてくるといいます。

過去の行動には必ず共通の動機があるそうです。

 

自分の行動を振り返ると、

「他者から頼られたときに、その期待に応えようとする」

「他に選択肢がないとき、火事場の馬鹿力が出せる」

「向上しようとする、成長しようとする人をサポートする」

という動機で物事を選択することが多くありました。

反対に「他者から頼られない」「選択肢がやたらとある」「やる気もない、停滞した人や場所」に遭遇すると活力が全て奪われてしまう覚えがあります。


また、「好きこそものの上手なれ」というように、黙っていてもやることや、やる気も独自資源になるそうです。

自分の場合、黙っていてもその場で困っている人がいれば助けようとします。
といってもそんなに大げさなことではなく、会話が続かなくて困っている人がいれば話題を振るし、重い荷物を持っていれば引き受けるし、悩みを持っている人の話は聞くし…
とそんな程度です。

だいぶ長くなりましたが、自分にとっての独自資源は「サポート力」なんだと思います。
サポートをするためには、明確な方向性が必要です。
方向性を打ち出し導いていくことにはあまり自信がありませんが、これはきっと今後必要になるんだろうな、と思います。

独自資源については以下の本も参考になるかもしれません。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム ドナルド・O. クリフトン
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 173