「自分はこの道一本でいく」と決めた人っていうのはいつそれを決めるんだろうか、と思う。
そして、「道」とはどういうものかというのは人それぞれ違う。
料理の「道」というものがあって、たとえば実家が料理店なのでそれを継いだだけ、という人もいれば継ぐにしても外で修行してからという人もいるだろう。
修行するにしても一流店で下積みから、という人もいれば外国で本場の味を、という人もいる。ずっとどこかに雇われているか、独立して開業するか。
きっかけは色々で、タイミングとか、めぐり合わせがあってのものなのだろう。
「たまたまタイミングが良かった」というのはかえって成功している人の方が多い。
でも、タイミングをつかめなかった人はきっといつまでも言うだろう。
「俺は運が悪かった。タイミングがなかった」のだと。
そのときはまだ時期じゃなかった。移れない理由があった。
本当にそういう場合もあるだろう。止むに止まれぬ事情は必ずある。
ただ、止むにやまれぬ事情ってもう過ぎ去るのを待つしかないんだよね。仕方なさすぎて。
話は逸れたけど、タイミングをつかめる人は言い訳をしない、ていう話。
「こういう生き方をしたい」と大枠で物事をとらえるならば、きっとタイミングもやってくるさ。